“気”というのは現代医学でいう「自律神経」を指していて、「気が動転する」「気が乗らない」「気力がみなぎる」「気を確かに」など、心の揺れや乱れを表現する言葉としても多く使われています。
厚生労働省の研究班が、昨年12月までの1年8か月の間に、市販薬の過剰摂取により救急搬送された122人に対する疫学調査を行いました。
それによると「自傷・自殺」目的の乱用が20代までの若い女性を中心に広がっていることが示されました。(参照リンク:わが国における 市販薬乱用の実態と課題-厚生労働省)
また、コロナ禍やネットの普及によって、人間関係や体調など、心身の些細な不安についてネットで調べているうちにどんどん悪いほうへと追い詰められてしまう『サイバー心気症』といった、現代社会特有の疾患も出現してきました。
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